テキスト科目情報(文学部専門科目) のバックアップ(No.10)
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- 1 (2022-01-24 (月) 09:11:38)
- 2 (2022-01-24 (月) 12:43:10)
- 3 (2022-01-25 (火) 14:44:37)
- 4 (2022-01-25 (火) 20:37:06)
- 5 (2022-01-26 (水) 03:49:34)
- 6 (2022-01-27 (木) 00:49:25)
- 7 (2022-01-28 (金) 05:51:02)
- 8 (2022-01-31 (月) 19:00:09)
- 9 (2022-02-16 (水) 19:52:19)
- 10 (2022-02-21 (月) 12:53:03)
- 11 (2022-02-21 (月) 16:44:19)
- 12 (2022-02-21 (月) 20:04:43)
- 13 (2022-03-02 (水) 21:48:29)
- 14 (2022-03-03 (木) 10:59:24)
- 15 (2022-05-20 (金) 01:17:50)
- 16 (2022-10-29 (土) 07:51:42)
- 17 (2022-10-31 (月) 18:53:58)
- 18 (2022-11-26 (土) 11:21:31)
- 19 (2022-11-29 (火) 07:30:30)
- 20 (2023-03-01 (水) 15:06:15)
- 21 (2023-04-06 (木) 12:37:46)
- 22 (2023-04-06 (木) 17:49:40)
- 23 (2023-05-05 (金) 18:11:05)
- 24 (2023-05-06 (土) 02:54:12)
- 25 (2023-05-16 (火) 19:50:08)
- 26 (2023-12-18 (月) 15:34:51)
- 27 (2023-12-23 (土) 09:18:58)
- 28 (2024-01-24 (水) 11:15:11)
- 29 (2024-01-30 (火) 00:31:18)
- 30 (2024-08-18 (日) 00:16:24)
- 31 (2024-09-02 (月) 08:29:57)
- 32 (2025-01-11 (土) 18:31:53)
- 33 (2025-01-12 (日) 14:27:14)
- 34 (2025-01-12 (日) 22:19:38)
- 35 (2025-04-18 (金) 14:26:27)
- 36 (2025-05-20 (火) 21:42:13)
- 37 (2025-05-24 (土) 13:58:52)
注意 †
混乱を避けるため、試験やレポートは何年度のものかできるだけ明記してください。
目次 †
- 注意
- 目次
- 総論
- 専門教育科目(文学部) <第1類>
- 専門教育科目(文学部) <第2類>
- 専門教育科目(文学部) <第3類>
- 日本語学
- 国語学
- 国語学各論
- 国文学
- 国文学史
- 近代日本文学
- 国文学古典研究Ⅰ
- 国文学古典研究Ⅱー1
- 国文学古典研究Ⅱー2
- 国文学古典研究Ⅲ
- 国文学古典研究Ⅳ
- 国語国文学古典研究Ⅴ
- 書道
- 中国文学史
- 漢文学Ⅰ
- 漢文学Ⅱ
- 漢文学Ⅲ
- 現代英語学
- 英語学概論
- 英語音声学
- 英語史
- ACADEMIC WRITING Ⅰ
- ACADEMIC WRITING Ⅱ
- 現代英文学
- 英文学特殊
- 中世英文学史
- 近世英文学史
- イギリス文学研究Ⅰ
- イギリス文学研究Ⅱ
- イギリス文学研究Ⅲ
- アメリカ文学
- アメリカ文学研究Ⅰ
- アメリカ文学研究Ⅱ
- シェイクスピア研究
- 日米比較文化論(総論)
- 近代ドイツ小説
- 近代ドイツ演劇
- フランス文学概説
- フランス文学史Ⅰ
- フランス文学史Ⅱ
- ロシア文学
- ラテン文学
- コメント
- 投稿用
総論 †
卒業に必要な専門教育課程の単位数は68単位以上である。所属する類から28単位以上習得し、さらに他の類を含め卒業所要単位68単位以上になるように選択し修得が必要である。
専門教育課程卒業所要単位68単位のうち40単位はテキスト科目での修得が必要となる。その他の28単位はテキスト科目もしくは面接授業(スクーリング・メディア授業)での修得が可能である。
ただしメディア授業(E-スクーリング)の修得単位は総合教育科目(放送授業含む)と専門教育科目合わせて10単位を限度にスクーリングの卒業要件に算定できる。
専門教育科目(文学部) <第1類> †
西洋哲学史Ⅰ †
レポート、科目試験ともに難関。抽象的な現象をいかに理解したかを添削者に伝えるかが大事。
作品に対して自分なりの問いを立てられるかが大切。作品を読み込んでもわからない場合には論文検索や作品について解説している本などを読み、著者によって主張が異なる部分などを深堀りするのも方法の一つ。
西洋哲学史Ⅱ †
レポート合格が非常に難しく、科学哲学と並ぶ文1最難科目と言われている。
論理学(L) †
→総合教育科目「論理学(A)」も参照
レポートは論理学(A)同様難しい。何度も再提出して合格をつかみ取ろう。試験対策には過去問を何年分か読んでおいた方がよい。特に真理表などはテクニックを覚えておく必要あり。
科学哲学 †
通称カテツ。科目試験の難易度が非常に高く、合格者がほとんどいないことで有名(ゼロではない)。
2021年度から評価が易しめになった疑惑あり(まだサンプル数不足です)。
倫理学 †
レポートはお題がやや漠然としており、とっつきにくく不合格を繰り返す人が多いが、添削に従えば五回くらいの提出で合格になる。試験の出題問題はテキストの章末にある研究課題そのままが6問出されそのうち4題を選び答えるものなので、事前に章末課題の模範解答を全問つくって暗記することが勧められる。
レポートは教科書と原著、理解できなかった所は解説本をきちんと読み込み理解した内容を順序立てて記載すれば難しいことはない。言葉の定義や関係性などをきちんと自分の言葉で説明できれば良い。レポートの体裁を褒めていただくコメントがあったため、わかりやすく書かれているかも重要そう。西洋哲学史Ⅰとテーマが同じ場合には一緒に取り組むのが吉。
現代倫理学の諸問題 †
単位数が大きくレポート課題は選択問題だが、基本的にいかに具体的な現象を倫理的に「飛躍の無いように」考察論述するかがポイントとなる。試験はテキストをよく読み込んで対応可能。
日本美術史Ⅰ †
美学美術史学で卒論を目指す人は、現在のところテキスト科目としては唯一の美術史専門科目となる。テキストで著者が述べている通り、日本の縄文時代から昭和時代までの美術の歴史を、それぞれ具体的な作品と共に理解していくもの。4年次科目であることとテキストの分厚さに恐れる人が多いことであまり履修者がいないが、日本史の知識と美術への興味があれば、そこまで難しい科目ではないだろう。
レポは2021年度まではテキストの著者自身が添削してくれるが、的を射ていない内容だと不合格になりやすい。試験は対策としてノートに日本の時代ごとに章を分けて、テキストに載った作品をそれぞれ作品名(過去問だと読み方も問われていた)、作者、特徴をまとめてひたすら暗記する方法が推奨される。
社会学史Ⅰ→2022年度廃止科目 †
数々の社会学者の考え方を章ごとにまとめたテキストを読み込んで学習する。レポートは自分が興味のあるテーマで使う著書を選ぶと良い。試験は持ち込み可なのでなんとかなりそうな印象。
社会学史Ⅱ †
数ある社会学者のうち、ジンメルを取り上げて彼の考え方を学ぶ(以前はウェーバーであった)。長年の間「レポート激甘、試験持ち込み可」で有名であった科目だが、数年前に以前の科目担当者(慶應の社会学の大御所名物教授)が退官されたため、「レポート標準、試験持ち込み不可」となった。
社会心理学 †
レポートは作成にあたり、課題本文はもとよりテキスト科目履修要項「社会心理学」ページなどの注意事項をよく読むこと。特にレポートの指定形式に準じていないと不合格になりやすい。試験はテキストから10個の社会心理学現象単語が示され、このうち5個を選んでそれぞれ説明し述べる形式。試験対策にはテキストを自分なりにまとめたノートを作り、特に印象に残った単語などをよく覚えておくと吉。
都市社会学(L) †
→文学部「都市社会学(L)」〈第2類〉および経済学部「都市社会学(E)」および法学部「都市社会学(J)」も参照
レポートはわりと自由度が高く、選択テーマに合わせて身近な都市の実態をデータとして文献から示し述べることで合格をもらいやすい。ただ課題本文およびテキスト科目履修要項「都市社会学」ページの注意事項をよく読んでから作成すること。科目試験はテキストの知識を広く問われる。
心理学Ⅰ→2022年度廃止科目 †
心理学の基本的事項から詳しく学ぶテキストであるが、毎年レポート課題では学生一人で行う実験をもとにしたデータを使うことになるため、実験可能な環境(特に実験に適切な動物を飼っていたり簡単にふれあえる環境など)におかれていない場合は、レポート作成自体が困難となるので要注意。試験はテキストをよく読んで勉強すれば大丈夫(2019年度)。
心理学Ⅱ→2022年度廃止科目 †
心理学Ⅰよりも基礎事項表記が省かれたテキストで、より実践的な心理学研究を学ぶ。レポートは極めて高度な数学計算の知識を前提としており取っつきにくい。試験は2問解答必須で、うち1問は毎回同じ問題文(過去問冊子参照)であり事前に模範解答を準備できるし、もう1問はテキスト記載事項に準じた問題である(2019年度)。
教育学 †
「教育」とはなにか、教育の本質とは何かについて迫る科目である。やや抽象的な概念も出てくるのでなかなか一回では理解しがたく、テキストを何回も読む必要がある。
教育心理学 †
レポートは5題中2題選択だが、それぞれ別の論文として注、参考文献一覧を分けて書く必要あり。単なる教育現象の説明のみならず、具体的な教育現場を想定したレポートであるとよい。この場合、説明したい現象を自分の身近な日常場面での出来事を持ち出し、なぜそれを持ち出したのかを現象の趣旨に沿って分かりやすく分析する能力が必要。字数制限は超えても内容がよければ合格をもらえる。ただ一発合格はなかなか難しい。試験は持ち込み可で、三題にこたえる。なるべく具体的に記すと高評価に繋がると思われる(2017年度)。
【レポ課題:2020年】
レポは心理学的視点で考えると合格しやすいようである。課題は自分ならどうするかを考えて書くことができるものを選ぶと取り組みやすい印象だった。夏スクの総合科目の心理学と被る項目が多いので、先にスクの心理学を取っておくと理解が深まりやすいと思われる。
教育史 †
近代日本の学校をめぐる様々な視点から見た歴史を学ぶ。具体的には言えないが、近代日本と福沢諭吉のスクーリングをとった経験のある人にはわりかし馴染みやすい内容といえる。昔は働き手である子供を学校に出すことに多くの人々が抵抗をもち焼き討ち事件まで起きるという場所もあった有り様だったのが、いかにして現代の義務教育の普及が当然の社会になったのかを学ぶ過程はとてもためになる。ただしレポート、試験とともに難しい。
教育思想史 †
これもレポート、試験ともに難関。まずレポートは思想家の著作に触れることになるが、読書感想文ではないことを念頭に置き要約を簡潔に記し、この思想がいかに当時の教育に影響を与えたか分析して論述するという力が試される。試験は持ち込み可だがノー勉だとテキストの該当箇所をひいて読むだけで試験時間の大半を費やすので、あらかじめテキストのどこに何がかかれているかは最低限把握しておく必要がある。
教育社会学 †
市販テキストは分かりやすいものの、レポートは参考文献の内容隅々までチェックされるほど厳しく添削され、とても難関である。試験問題はまずテキストの裏索引の語句の説明をランダムに3問くらい選ばれて説明を求められる出題がひとつ、そしてテキストの内容を具体的に述べることを必要とする問題が出る。
【レポ課題:2020年】
教育現象を社会学の視点で考えることが求められる。引用・参考文献の記載は分野のお作法に従って正しく表記されていないと不合格になるという細かさはあるが、卒論にはこの習得は欠かせないことなので非常に有意義な科目。レポの講評はとても親切で指示が的確なので気づきが多かった。
心理・教育統計学 †
統計学(A)を履修済みで得意な方であれば超オススメ。3単位だし試験も持ち込み可なので、計算技術さえあれば合格できる、らしい。ただ統計学に自信のない人にはおすすめできません。
法学概論(L) †
→経済学部「法学概論(E)」を参照
専門教育科目(文学部) <第2類> †
史学概論 †
あくまで歴史専門科目を学ぶ前に履修せよとの位置づけがされているが、抽象的な概念が多くある。レポートのお題は近年読書課題を発端とするものが続いており、本を要約する力がある人にとっては楽に合格する。テキストは薄めなので、試験対策も他の暗記科目と比べれば楽だが、評価はCをもらう人が多いとの噂。
日本史概論 †
市販テキストにて最近新設された科目。若い世代には高校時代に教科書として学んだ人も多いはずの山川日本史シリーズの別バージョンを、この科目ではテキストとして使う。レポート、試験ともに標準レベルであり、似た科目名である「日本史概説Ⅰ」と比べると易しめであり、日本史専攻で卒論を書く予定の人は早めに履修するのが吉。
日本史概説Ⅰ †
レポートは受かりやすいが試験が極めて合格しにくく、よほどそれでも興味がある学生以外にはおすすめできません。
日本史特殊Ⅰ †
レポートはweb提出可。再提出になっても「どこが足りないのか」のヒントをかなり具体的にもらえた。テキストは法制史なので微妙にレポートや代替レポートの出題範囲とずれている気がするように思う。シラバスに挙げられている参考文献を読んでいれば、レポートも試験代替レポートも難しくはない。
日本史特殊Ⅱ †
テキストの著者が、数少ないキリシタン史の教授として担当される科目。日本におけるキリシタン史について学ぶ。西日本特に九州の人にとっては教会など縁が深いものが多く登場し興味をそそられる内容なはず。レポは具体例をあげて趣旨に沿った形にすれば、講評こそダメ出しが多いものの合格にしてくれやすい。試験はテキストをまとめて覚えれば普通。
日本史特殊Ⅳ †
どちらかというと日本史よりも近代日本経済史といった科目であり、史学に優れている学生でも経済に詳しくないと理解が難しいと思われる。レポートは添削が厳しく、試験も同様。何回もチャレンジする精神力が必要。
古文書学 †
正直かなり難関の科目と思われる。まずレポート課題は周囲に指定年代の古文書が展示された博物館などがないと手をつけられない。加えて添削もかなり厳しく不合格の声が多数上がっていることでも有名。さらに試験はテキストに加えて指定参考文献からも問題が出されるため、実質二冊以上の試験勉強が必要となる(しかしあくまで2単位科目です)。日本史や古文書関連で卒論を書こうとしている学生以外には、簡単にはおすすめできません。
世界史概論 †
2,000字×2本と、時代の範囲は広いものの字数が少ないため、課題内容に忠実にそれ以外のことを書かないように務めれば合格できる。
東洋史概説Ⅰ †
レポート、試験代替レポートともに、テキスト(と参考文献)をきちんと読んで取り組めば難しくはない。「東洋史概説Ⅱ」のテキストもコンパクトに要点がまとまっているので、レポートを書く際に有用だった。
東洋史概説Ⅱ †
近代中国の歴史を学びます。やや政治的な概念が出てくるしレポートも多少なりとも当時の政治的な背景を考える必要があるので、政治が苦手な人にはおすすめできません。
東洋史特殊 †
イスラームについて幅広く学ぶ。レポや試験はきちんとテキストを見て的確に答えれば合格は難しくない。テキスト内容で興味深いのはイスラーム教育の変遷であり、古風なイスラムの教えを支持する人と、新しい西洋の学びを推進する人との間での対立が印象的である。国と時代は違えども、まさに日本で言う福沢諭吉の教育思想と似通った考え方がそこにはある。
西洋史概説Ⅰ †
レポは合格しにくいが諦めずに再提出しまくるとおおよそ平均5回くらい文通したあとに合格とされやすい(まれに一発合格の猛者もいる)。試験は持ち込み可で詳しく書けばS評価が降りてきやすいので、とにかくレポートをがんばろう。
7,8冊参考文献を読み、レポートでは4冊引用して一発合格したが、コメントが付く人は見受けられないのでちょっと達成感なく悲しいレポ。手書きのため、再レポにならないように気合いを入れて望んだほうがいい。
西洋史概説Ⅱ †
戦争についての参考文献を読んでるだけで辛いレポートだったが、きちんと史実を整理して記載すれば難しくない。
レポートの課題が自分の興味ある分野だったので、テキストを読まずに取り組んでみた。高校入試レベルの世界史知識が身についていれば、2021年はレポート+代替レポートだけなので、難しくはなかった。ただ、手書きの代替レポートは(めったに手書きしないため)苦しかった。
西洋史特殊Ⅰ †
「オリエント考古学」と範囲が被る部分があり、そのためか添削者もこの科目と同じ。レポートは指定されたお題の人物あるいは歴史的現象についての専門書を複数集めて、歴史の流れを分かりやすく説明し、何がそのお題の物事に影響を与えたのかについて、複数具体例をあげて考察しよう。科目試験は持ち込み可で高評価をもらいやすい。
西洋史特殊Ⅱ †
レポート、試験ともに標準レベル。テキスト履修科目の「成績評価方法」に忠実な評定であり難関科目とは言えないので、早めに履修すべき科目。
西洋史特殊Ⅲ †
中世イギリスのことについて学ぶが、近代国家の成立や政治的背景が出てくるため、なるべく幅広い視点が必要となる。レポート、試験ともに標準レベル。
オリエント考古学 †
レポは合格しやすく試験も持ち込み可能で高評価をもらいやすい。
教科書をきちんと読み込めばレポート、試験共に難しくない。オリエント考古学、考古学、西洋史特殊Ⅰ(古代オリエント史)は対象時代・地域が似ているので一緒に勉強するのが吉。
考古学 †
レポは主題に沿って具体的で身近な遺跡関係の書物を引用し、どこかどのようにテキストで指示された例と合致しているか等をはっきりと記すことが大切。試験は持ち込み可だがC評価の人が多い。
地理学Ⅰ(L) †
→経済学部「地理学Ⅰ(E)」および法学部「地理学Ⅰ(J)」を参照
地理学Ⅱ(地誌学)(L) †
→経済学部「地理学Ⅱ(E)」を参照
人文地理学(L) †
→経済学部「人文地理学(E)」および法学部「人文地理学(J)」を参照
都市社会学(L) †
→文学部「都市社会学(L)」〈第1類〉および経済学部「都市社会学(E)」および法学部「都市社会学(J)」を参照
専門教育科目(文学部) <第3類> †
日本語学 †
数年前に新設された市販テキスト科目。分厚くやりがいがある。レポートはピンポイントで問われるお題なので、参考文献には問われた国語的現象に関わる専門書を幅広くあたって引用し、添削者に分かりやすい構成としたうえで提出しよう。科目の特性上、テキストが日本の歴史の各時代ごとにその当時の日本語の特徴などをまとめた内容であるため、試験対策は自分でまとめノートをつくって暗記することが勧められる。
国語学 †
テキストはおそらく文学部で使われているもののなかでは最も古いものだと思われる。著者は近代国文学で方言などを研究されていた折口信夫先生。なにも知らずテキストを開けるとビックリで、「ゐ」「ゑ」「體」など、まさかの旧仮名遣いや旧字がふんだんに使われて述べられている。この科目を履修するには、面倒かもしれないが、まずテキスト全体のこれら旧字をすべて鉛筆で塗りつぶし真横に現代仮名遣いに直す作業が必要になる。これでようやくスタートラインであるテキストを読み込みができるようになるので、章ごとにまとめノートをつくって勉強しよう。レポートは文や語の具体例を使って論理的に論述しよう。過去問はないが試験はテキストをよく理解しておけば合格しやすい。
国語学各論 †
比較的最近作られたテキスト科目であり、内容は辞書やその歴史について学ぶ。レポートはやはり自分で見つけた具体例を用いて論述しよう。ただし注意したいのは試験であり、過去問がないうえ、基本的にテキストには言及されていない「辞書に関連する国語的な知識」を問われてくる。具体的には言えないが、この科目はそもそもの国語にかかわる前提知識がないと試験は通りにくいと思われる。
国文学 †
4単位だがレポート、試験とともにかなりの難関である。まずレポートは縦書きでないと基本的に不備となり返却になる。そして自分の主観的なことばかり記すと根拠が示されていないため不合格とされる。かなりの回数の文通を覚悟しよう。試験もまんべんなく分厚いテキストを理解して覚える必要があり大変である。
国文学史 †
「国文学」よりは少し自由度が高く書きやすい科目。レポート課題は三作品からの選択で、自分の興味が湧いた、もしくは好きな作品について論じることができる。試験は基本的にテキストから出題。
近代日本文学 †
最近刷新されたテキスト科目。レポート、試験ともにわりと難しくなく通るとの噂。日本文学を学べるのはもちろんであるが、ある作家を研究対象とする際に必要となる分析点や観点を養うための技術を磨くことができ、日本以外の文学を卒論研究対象にする学生にも役に立つ。さらに3単位科目なのでお得と思われる。
国文学古典研究Ⅰ †
メインは中世以降の日本で語り継がれてきた「お伽草子」を一作一作読んでその特徴を押さえることから勉強が始まる。レポートはひとつ必ず具体的な草子作品を選んで文や特徴を述べて考察しよう。試験は持ち込み不可で出題も「○○について述べよ」というピンポイント型が多めだが、テキストに収録された作品をまんべんなく押さえておけば合格はもらえるレベルと思われる。
国文学古典研究Ⅱー1 †
江戸時代前期の文学を学ぶ。レポートでは妄想や根拠なしの意見は入れてはならず、客観的事実や証拠をきちんと複数の歴史的文献あるいは研究書から引用して示して述べる必要あり。図書館が近くにない学生には電子古典研究ジャーナルやchiniiの文献がかなり有用。試験はレポートよりは評価は甘いと思われるが、レポートと同じような形式(例→序論「○○とは、江戸時代に刊行された××の作品である。内容は~」、本論「××は△△に影響を与えた。それではなぜ影響を与えたのか。当時の歴史的背景には▲▲という事情があったためであり~」、結論「以上のように、○○は▲▲の歴史的背景を受けて製作され、これが結果として××の□□という思想を表現した代表的作品とすることになった」など)で書くと高評価に繋がると思われる。
国文学古典研究Ⅱー2 †
江戸時代後期の文学を学ぶ。具体的な攻略内容は上の「国文学古典研究Ⅱの1」と同じ。なお、添削者もこの科目と同じ。
国文学古典研究Ⅲ †
メインは平安時代の名作「源氏物語」。ただしテキストはこの作品のいくつかの場面をピックアップして章ごとに分けて、関連する別の古典作品をその都度一作品ずつ紹介する形をとっているため、最低限テキストで取り上げられたすべての作品は成立時代や著者、簡単なあらすじくらいは覚えておく必要がある。レポートは必ずひとつは源氏物語の本文から具体的な文章を選んで引用し、さらに指定された別の古典作品の原文も引用したうえで、特徴を述べて考察しよう。試験対策はテキストをとにかく読み込むことが鍵になる。
国文学古典研究Ⅳ †
平安和歌について学ぶ。レポートは合格しにくいが、多くの和歌を勅撰和歌集から引用し、問われた趣旨について明快に答えることが合格に繋がる。試験は持ち込み可だがなかなかSやAはつきにくい。
国語国文学古典研究Ⅴ †
鎌倉時代の和歌文学を学ぶ。Ⅳと同じくなかなかレポートは通りづらいが、Ⅳと同じ対策をすればそれなりに合格に繋がると思われる。ただし2単位科目のため字数は4000字書かねばならず、具体例などは多く記さないと字数を満たせないと思われる。試験は持ち込み可でがんばろう。
書道 †
レポートは、テキストの理解論述の部と、書道作品実技の部の、2つに分かれる。実技はとにかく丁寧に課題作品を書写しよう(下手であると容赦なく再提出になる)。
中国文学史 †
レポートを書くのが初めてだったこともあり、これに一番苦戦した。参考文献の書き方など丁寧に指導していただいて、大変勉強になった。読んだことのない文学作品について書くため、どう自分の意見を書くのかが難関で、考えすぎてしまったのが苦戦した原因だった。参考文献は古本でしか手に入らないものが多いが、いずれも揃えたほうがいい。試験代替レポートのほうがテーマの範囲が狭いので、レポートよりは楽だった。
漢文学Ⅰ †
テキストが分厚いですが2単位のみの科目なので注意。ひたすら様々な時代の古代中国漢文作品を読み込んでいく科目。レポートは標準レベルであるが、試験はヤマは張りづらく、まんべんなくテキストを読み自分用の試験対策ノート(主に作品の作者とその時代背景、作品の特徴をまとめたもの)をつくろう。
漢文学Ⅱ †
言わすと知れた孔子の論語について学ぶ。論語は現在ほとんどの中学校の国語の教科書に冒頭が載っているはずなので、漢文に興味がある人や卒論に漢文が関わる人は修得すべき科目。いくつか注意事項があり、1単位科目であることと、七十ページほどのテキストは内容がすべて原文(下には気休め程度の注釈もあるが)である。よって学習法としては、全訳の論語を購入あるいは図書館で借りるかして常に手元におき、①収録された全文に読み仮名をつけて読めるようにし、②各文の背景や登場人物の性格などは色ペンでテキスト上の空白部に加えて記し、③最後は原文だけで読めて内容が理解できるようにする、という順が望ましいと言える。ただし手元の全訳論語はなるべくなら、まずテキスト本文を一区切りずつ自分の力だけで読んで解釈した後に、その中身が間違っていないか調べる、および情報補足するという使い方をした方が確実に力になる。
レポートは問われた趣旨に的を射ていれば合格になりやすい。試験は縦書きの本文抜粋部の読みと意味、加えてその文の背景や内容について述べ、考察する内容の問題である。
漢文学Ⅲ †
こちらは孟子の性悪説について学ぶ。大まかな勉強方法やレポ、試験の対策は漢文学Ⅱの欄で書いた内容を参考にするとよい。テキストは論語よりはページ数が多いがこれも修得単位は1単位分だけであることに注意。
現代英語学 †
「英語」と科目名に入っていながら、実は一般的な言語学やディスコースなど必ずしも英語のみに通用する話題とは限らない内容もテキストに記されているため、英語が少し苦手な人でも履修できる希望がある特殊な科目です。レポートは二年ほど前のものと比べるとかなり書きやすいお題となっており、具体例を挙げて根拠を明確に記して論じよう。試験はテキストをよく読み込んで対策しよう。
英語学概論 †
「現代英語学」よりも、やや英語そのものの文法構造や会話文などの文質に迫っていく科目。レポートにはなるべく自分で探した具体例を用いて添削者の誤解を招かないように論じることが大切。試験はテキストから複数の文構造や現象についての知識を問われるため、しっかりとノートをとって学習することが吉。
英語音声学 †
この科目は本当に一から学習していく必要がある。レポートは添削は厳しいが何回か文通することで合格をもらえる。ただし試験勉強はハードてあり、テキストの暗記の他、様々な英単語を発音記号で正確に書き表すことができない限りは単位がもらえません。
英語史 †
名物教官堀田先生の専門科目。テキストは英語圏地域のトリビア習得としてはよい読み物であるが、実際にレポートを書くとなると相当海外の研究書や参考文献に当たって具体例を示さなければならないことがネック。試験は以前は持ち込み可能だったが今は不可。といってもあまりテキストは試験には関係ないと思われる。過去問も公開されていないため何度か再受験することで合格を勝ち取る覚悟をしよう。
ACADEMIC WRITING Ⅰ †
英文が好きな人であれば、特有のフォーマットと構成ルールさえ覚えればレポート、試験ともに比較的自由なテーマで書けるというのが一番の特徴な科目。
放送英語ライティングなど、英語ライティングの基礎を理解していれば簡単なレポート。
ACADEMIC WRITING Ⅱ †
「ACADEMIC WRITINGⅠ」と同じ対策をし、レポートも試験もともに、テーマを社会学的なものに近づけたうえで書く字数を少し増やすだけで4単位もらえるという、とてもお得な科目。
現代英文学 †
「イギリス文学研究Ⅰ」と同じ添削担当者との噂。テキストにて記されている作品はチェックしておくべきなのはもちろん、口語訳もしたうえでその作品の書かれた背景も頭に入れておこう。レポートと試験はそのような実力があればわりと標準レベルであるといえます。
英文学特殊 †
レポート課題に注文が多く記されているように、指定の作品を深く読み込んで論述する。ただし作品の内容は相当マニアックであり、現代の日本にいきる我々の考え方とはまるで違った表現心理描写があるので、恐れずに受け止めていくことが必要。試験は持ち込み可能だがあまりテキストは役に立たず、過去問も公開されていないため何度か再受験することで合格を勝ち取ることを覚悟したい。
中世英文学史 †
レポートは返却にかなり時間がかかる上に何度も不合格になるほど厳しい。加えて試験も持ち込み不可で論述問題が出されて評価もとりにくい科目であり、覚悟して手をつけるぺきといえる。
近世英文学史 †
試験は持ち込み可なのでなんとかなるが、問題なのはレポートである。添削者は難関科目「中世英文学史」と同じであり、厳しいチェックがされる。かつ丁寧な添削のためレポ返却は三ヶ月ほどかかると見込んだ方がよい。レポートは不合格の回数が多くなりがちなため、本科目はなるべく4月など春先に新規レポを提出し、その後に再レポ文通を長い時間かけて行うことが推奨される。
イギリス文学研究Ⅰ †
戦争文学という、少し暗い世の中に著された女性が主人公の小説を6人の作家を例に取り上げてそれぞれ分析する。中には「幸福」など少し理解や論述に苦しむ作品もあるが、レポートはチャレンジする価値ありと思われる。試験はきちんとテキスト全体を押さえていれば合格しやすい。
イギリス文学研究Ⅱ †
イギリスの詩について学ぶ。詩作品についての論述はテクニックが必要であり、レポートにおいて「私は○○という感じを受けた」などの主観的な記述はNGであり、客観的な証拠を示したうえで詩の原文を引用して「これは作者の○○思想の反映が示唆できる」などと明確な論述をすることが必要になる。うっかり感想文にならないように注意。試験はテキストから出題されるので標準レベル。
イギリス文学研究Ⅲ †
イギリスの演劇について学ぶが、シェイクスピアについて論述したい人は(この科目にはシェイクスピアについて論じることがないため)、代わりに「近世英文学史」「シェイクスピア研究」などの科目受講をおすすめする。レポートには演劇作品の原文引用、舞台装置や観客などの歴史的背景と移り変わり、流行など、様々な観点から当時のイギリスの演劇を論じる力が必要となる。試験はテキストから出題されるので標準レベル。
アメリカ文学 †
テキスト2冊を学ぶ上に作品の多読が要求されるため、先に英語科目→「アメリカ文学研究Ⅰ」→「アメリカ文学研究Ⅱ」の順で単位修得し終えてから、あるいはアメリカ文学のスクーリングで単位修得してからこの科目に取り組む方が、自信が持てていいかもしれない。以前は慶大名物の巽先生の指導で添削されていた科目だが、最近は退職されたため教え子あたりが担当していると推測される。レポート、試験ともに難しめ。
アメリカ文学研究Ⅰ †
近代のアメリカ作家や詩人6名の作品を原文で収録したテキストを用いて読み進める(テキスト内容はすべて作品の原文なので、翻訳書を用意し、まずは自分の力で訳してから翻訳書を見て訂正や情報追加をテキスト空白欄にメモしていく方法がオススメだ)。レポ課題はわりと自由度が高く、自分でテーマを考えて述べるか、あるいはテキスト章末の研究課題からひとつを選び述べるかを選ぶことができる。作品の文章の引用がないと深みがなくなってしまうので引用は必須だが、英文の引用には体裁ルールがあるので、まずアカデミックライティングの表記方法を学んでおいた方が無難。試験では作品の一部の文が出されて、それに関する内容を述べるものなので、全収録6作品はきちんと訳し、特にインパクトがあるところをたくさん書き出して、時には作者の人物伝や歴史背景概説本を読みつつ、性格や表現の個性を理解していく必要がある。
アメリカ文学研究Ⅱ †
テキストが全面改訂され、以前のレポート課題より相当自由度が高くなったといえる科目。とりあえずテキストで記されている英文作品は全部逐一自分で口語訳して勉強する時間が必要。その上で、書かれた作品の作者や時代背景、作品の特徴の違いを勉強することが、レポートにも試験にも対策となる。
シェイクスピア研究 †
英文学作品研究論述科目のうち、イギリスの文豪で劇作家のウィリアム・シェイクスピアの作品を読み込む科目。レポートは厳しいので、注意事項にひとつひとつチェックしながら体勢を整えたうえで、本文の分析や当時の社会歴史的背景の影響を盛り込むことで出来上がる。試験はとりあえずテキストを十分に勉強すれば合格できると思われる。
日米比較文化論(総論) †
こちらも最近全面改訂されたテキストで学ぶ科目である。テキストは読み物としては面白いが、レポートを書くとなるとそれだけでは足りないので、英文で記されたものを含む参考文献を十冊ぐらい用意して分析したい。試験は持ち込み可能だが、英文読解力が試されるので、この科目を履修する前には英語をきっちりと勉強していく必要あり。
近代ドイツ小説 †
カフカ、ファンターネなど、お馴染みの作家が出てきます。レポートは与えられた選択肢から自分にあったお題を選び論じるものだが、この際作品の具体的な引用をなるべく多く行うことが合格へのポイントになるでしょう。試験対策には主に文学ジャンルの種類(例えば『○○主義』など)ごとに、作家と作品名、その特徴をまとめて覚えることが推奨されます。
近代ドイツ演劇 †
レポート添削は易しく合格をとりやすい。ただし、作品を論述するにあたり演劇作品からの台詞などの引用をするときに、なかなか地方の図書館では目当ての演劇作品集を借りにくい。購入するにも結構マイナーなものが多くまた高価でもあるので、むしろこの科目のレポを書くときは、ある程度引用したい演劇作品をあらかじめ候補としていくつか選んでおき、その後で図書館データベース検索などで入手できるかできないかを考慮検討してから、出来るものだけを引用して実際にレポを打ち始め作成することが最も効率がよいと言える。試験はテキストの章や重要キーワードを種類ごとにノートにまとめて覚えることが大切。
フランス文学概説 †
レポは合格になりやすく、試験も持ち込み可でありながら3単位というお得な科目。内容はフランスの文学を学ぶことに紙面が割かれたテキストではあるが、例えばおとぎ話やユーモアの話(日本語へ翻訳した作家渡辺一夫が、翻訳時にどさくさに紛れて自分の名前を登場人物の一人として登場させた)など、雑学が好きな人であれば抵抗なく理解できる感じである。
1作品を読み、その作品についてレポートを書いたが、感想になりやすい傾向があるので複数作品読んで参考文献を何冊か追加するのが良さそう。
フランス文学史Ⅰ †
レポート、試験共にハード。17世紀付近のフランス文学を学ぶが、先にフランス文学史Ⅱの単位を修得して自信をつけてから手をつけるとよい。この場合時代を遡って学ぶことになるが、文学史Ⅱの方がレポート、試験ともに簡単でかつレポ講評はためになるので、履修しやすいメリットがある。
テクストの引用に基づく作品分析が課題の趣旨であり、歴史的背景とかは不要。フランス文学Ⅱ同様、作品分析とはなんぞやを知らないと合格にはたどり着けない。
フランス文学史Ⅱ †
レポは極めて高い確率で合格になるが、講評コメントは赤字でページ一杯に指摘事項を書かれる(文学部テキスト科目のうちでも名物のひとつ)のでお楽しみに。試験はそれなりに範囲が広く覚えるのが大変だが、貴重な4単位科目なので早めに修得したい科目のひとつ。
全体的に緩いレポートと書かれたが、勉強している努力に免じて合格もある。文学作品の中に書かれものを何度も読んで、その中で面白いものを分析・議論するのが文学研究なので、作者の生きた当時の社会情勢とかそういうのは実体がないので扱わないとのこと。
ロシア文学 †
レポート、試験ともに評価甘め。レポートは読書課題を発端として理解考察に努める。試験についてはしっかりテキストの人物名と作品名、および作品の簡単な内容を覚える必要あり。特にテキスト後半ではチェーホフ、ドストエフスキーなど、文学少年少女だった学生にはお馴染みのロシア作家が登場してワクワクすることになるだろう。
ラテン文学 †
4年次後半配本でしかも1単位科目なため履修者は少ないと思われるが、スクーリングでも同じ科目名の講座が開講されており、昔のヨーロッパに興味を抱く学生にとっては狙い目の科目といえる。レポートは複数のお題から1問選択で、内容はラテン文学の読書課題を発端として理解考察するもの。科目試験は人物名と書籍名をとにかく中心に覚えよう。過去問が複数年度分あれば何が問われやすいかが見当がつく。
コメント †
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