哲学 のバックアップ(No.1)


このページの目的

総合科目の哲学は、4単位科目にふさわしい400P超かつ高密度のテキスト、さらに厳しい試験が特徴です。特に文学部の普通・特別課程の方にとっては外せず、鬼門となる教科です。しかし、決して単位の取れない科目ではありません。読めるまでが大変ですが、読めれば、レポートも試験も書けます。このページでは、哲学で挫折しないためにテキストの理解に少しでも役立つようなことを書いていく予定です。

哲学テキストは、あらゆる場所にちりばめられた大量の問が特徴です。この問は、多すぎて大多数の人が飛ばしていると思います(私もそうでした)。しかし哲学は、数学と同じで、未熟でもいいから問を考えることが絶対に大事です。

内容(予定)

  • 各章の簡単な解説
  • 問と解答
    • 問の解答は一通りではないし、間違っていたり、議論の余地のあることが多いです。あくまでも考えるきっかけとして使ってください。もちろん、別解の書き込みも大歓迎です。

第1章

問と解答例

  • 社会学や人間科学、あるいは経済学を専攻し、実証的な研究をしたい学生はどのような勉強をどのような仕方でするのでしょうか。(P11)
  • 自然科学の分野に進んだ友達がその分野の研究の仕方について説明するとすれば、どのような説明になるでしょうか。(P11)
  • 君の関心のある哲学を君が勉強しようとしたとき、どのような勉強をどのような仕方でしますか。(P11)
  • アリストテレスは『形而上学』でそれまでのギリシャ哲学者の諸説を批判的に検討しましたが、どのような仕方を使ったのでしょうか。また、中世の哲学者たちの哲学の研究はどのような仕方が標準的だったのでしょうか。(「註釈」とは何かを考えてみてください。)(P11)
  • 数学と自然科学の研究の仕方の違いはどこにあるのでしょうか。(なぜ数学が物理学に適用できるかにも配慮してみてください。)(P11)
  • 実験や調査と哲学者の書いた文献を読むことは何が同じで、何が異なるでしょうか。(P11)