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概要

慶應通信に有効な勉強法を研究するページです。日常の学習方法、試験対策から英語勉強法まで。Roamの方で研究していたわんこら式勉強法についても転載しました。

目次

慶應通信に有効な勉強法

人によって勉強法はさまざまです。「私はこうやって勉強した→こうなった」という体験談を載せて、有効な勉強法を検討しましょう。

一例

筆者(法学部)がやってる方法です。

  • テキストのほかに1冊参考書を用意する。テキストがむずかしければ入門的位置付けの本、テキストが簡単ならもう少し充実した教科書的な本を用意する。
  • 2冊とも7回読みする。やりかたはこちらを参考に。できれば7回読んで消化する。時間がない場合は4回まで回して、概要を把握する。
  • 参考文献を図書館で揃えて、レポートを作成する。
  • 7回読みの残り3回を読んで、細部まで理解する。
  • 時間があればテキストを要約する。
  • 過去問があれば過去問を、なければ試験問題を予想し、自分なりの模範解答を作成・暗記して科目試験に臨む。
  • スクーリングは、指定教科書があればそれを、なければシラバスを見てできるだけ易しい本を事前に7回読みする。講義中はまとめノートを作る。後はテキスト科目と同じ。

様々な勉強法

  • ただひたすらテキストを4回読みました。理解する科目(論理学や英語など)には有効でしたが、暗記する科目(法学など)については強度が足りず、良い成績が得られませんでした。
  • 過去問がある科目は過去問について模範解答を作り、何度も読んで暗記しました。過去問のない科目についても重要な論点を自分で判断して模範解答を作りました。特に時間のない時、法律系科目など出題ポイントが決まっている科目で有効で、超高速で答案が書けます。ただし暗記してない論点が出ると苦しい結果となります。
  • 7回読み採点読みという読み方を2020年度4月・7月試験で試すつもりです。
  • 7回読みを憲法(J)で試してみました。使用したのは指定テキストではなく、定評のある基本書、芦部信喜『憲法』です。26時間で全体を一定の精度で理解することができました。これと模範解答の作成・暗記を併用することで、法律系科目の試験対策としては十分だと思います。2020年度4月試験は代替レポートとなりましたが、基本書のどこに何が書いてあるか完全に覚えていたので、あっさりと書くことができました。
  • 次に試しているのは「要約学習法」です。教科書を読みながらノートなどに要約していきます。インプット→アウトプットの流れを作ることで記憶を定着させます。
    • ノートは紙のノートでもwordでもgoogleドキュメントでもいいと思いますが、最新技術を使った実験としてRoamResearch?を使ってみようと思います。Roamの説明はこちら
    • Roamにまとめノートを作成し、関連するキーワードを全部リンク化して汎用性の高いデータベースにする作戦です。普通のノートより若干の手間がかかりますが、記憶の定着率の向上を狙います。
    • 実験の一環として慶應通信Roamを作りました。だれでも自由に書き込めます。
  • 慶應通信にはレポートと科目試験があり、いずれも必要な勉強は異なります。大まかに言うとレポートは狭く深く、科目試験は広く浅く、の勉強を要求されます。
  • レポートは課題に対して4000字で記述するため深くテーマを掘り下げる必要がありますが、採点基準に「テキスト全体を踏まえているか?」という項目があるため、最低1回はテキストを通読する必要があります。
  • 科目試験は制限時間60分でA41枚程度の記述を要求されます。60分で書けることはそれほど多くありませんので、テキスト全体の要点を押さえてあれば必ず突破できる試験です。レポートは科目試験の準備と位置付けられており、勉強する際には科目試験の突破を念頭に置かなければなりません。
  • 科目試験を目標とするなら、最も効果があるのは要約学習法と思われます。テキストを読みながら要約をノートに書いていくことで、テキストの確実な理解と、科目試験に必要なアウトプット力が養成されるからです。
  • 要約学習法には時間がかかるという欠点があります。目安としては1科目あたり30~40時間程度必要でしょう。時間がある専業大学生ならともかく、社会人にはなかなか捻出できません。科目試験をたくさん受けたい場合に、レポートの提出期限に間に合わなくなる可能性が高いのです。
  • 現時点では、要約学習法を7回読みと併用するのが、慶應通信の勉強法としては最もよいのではないかと考えています。7回読みは特に序盤で時間があまりかからない利点がありますが、アウトプットの練習に欠けるという欠点があります。また要約勉強法は、テキストの概要を理解しないうちにはじめると、要約することが難しい・的外れになるという欠点があります。
  • 理想は7回読み→レポートを作成→要約学習法→模範解答作成・暗記→科目試験に挑む、という流れが最もよい。
    • レポートを早く出したい場合は、7回読みを4回に縮小し1~3回目では速読、4回目で要点を抽出しながら全文読む。このあとレポートを作成してしまう。残りは同じ手順で要約学習法→模範解答の暗記。時間があればレポート提出後に7回読みの続き。特に、テキストが異常に分厚い場合(刑法総論など)に有効です。
    • 全体の時間を短縮するなら7回読み→要約学習法を経由しないでいきなり模範解答の作成→科目試験。

英語勉強法

慶應通信は慶應卒でなければ学士編入であろうと外国語の履修が必須です。英語を選択する人が一番多いですが、苦手だと挫折しやすいのも英語です。英語の上達に少しでも役に立てばと思い作成しました。

とにかく単位が取りたい人向け

試験代替レポート期間中は科目試験と比べて遥かに単位が取りやすく、高評価も得やすい。(英語Ⅶは除く。)試験代替レポートは科目試験と異なり合格の為の暗記をしなくて済む。いつまで試験代替レポートが続くか分からないが、英語が苦手な人は試験代替レポート期間中にテキスト英語3科目(英語Ⅰ、英語Ⅱ、英語Ⅲ)の単位を取っておきたい。

2021年10月の第Ⅲ回科目試験も試験代替レポートとなりました。9/1(水)までにレポートを提出すれば試験代替レポート受験機会を得られるので英語が苦手な人はこのチャンスを積極的に狙い、できれば試験代替レポート中に英語3科目6単位を取得したい。

英語I

  • 例文を暗記すれば必ず単位が来る。がんばって暗記しよう。
  • quizletの単語カードへのリンク
  • まずquizletのアプリ*1を入れて、その後上のリンクに飛びます。
  • 単語カードモードで、英文と日本語訳をパラパラめくって覚えましょう。英文を音読するのもいいです。30回くらい音読するとけっこう覚えられます。
  • ある程度覚えたと思ったら学習モードへ。何も設定しないと4択問題になってしまうので、オプションから「回答する」を「英語」に、「質問のタイプ」を「単語カード」に変更すれば日本語→英語の問題がランダムで出ます。
  • 全問題に2回正解すれば暗記完了!
  • 音声ファイルはこちら。30分16秒あります。シャドウイングや音読の手本用にどうぞ。
  • 試験代替レポートにおいて例文暗記はあまり意味がない。(ここでいう「あまり意味がない」とは試験代替レポート突破にほとんど関与しないという意味であり、例文暗記自体は英語力強化にとても役に立つ。)
  • 試験代替レポートではテキストのどこかの章の記述を日本語で要約する問題が出る。章によっては他の文法書と少し相違がある点があるが、基本テキストに沿って要約する方が良いだろう。

英語II

  • 4つの中で比較的取り組みやすいと評判。とにかく単位が欲しい人は英語Ⅱを選択すべきである。
  • 試験代替レポートはテキストそのままの表現が答えとなっている。テキストを見ながら解答すれば満点も夢ではない。

英語III

  • テキストと関係ない問題がたくさん出るので地力がないと苦しい。英語力があれば無勉で単位が来る。テキストの意味あるのかこれ?謎。
  • 試験代替レポートは科目試験と異なり、テキストの物語が問題文として採用される回もある。小説に関しては翻訳本が市販されている物語(ジュラシック・パークなど)も存在している。(翻訳本を完全に頼りにすると英語力はほとんど身につかないのでおすすめはしない。)

英語VII

  • 全文読めれば単位が来る。注が充実しているので熟読しよう。注に載ってない単語がわからなければ、わからなかった単語一覧をまとめたノートやカードを作ろう。
  • 試験代替レポート期間におけるテキスト英語4科目の中で一番単位が取りにくい傾向にある。問題はそれほど難しくないと感じるが、先生の求める解答とずれているのか予想より成績が悪い人、不合格の人が結構いる。単に英語の単位さえ取れればいいと考えている人でテキスト英語3科目選択にするなら英語Ⅶは回避したい。
  • ネットで検索すると出てくるあるサイトのテキスト全訳は所々間違いがある。英文をきちんと読まずにその訳のみを頼りに問題を解くと、運が悪いと誤答となるばかりか、最悪の場合剽窃の疑いをかけられる可能性があるかもしれない。当たり前だが自分で訳したほうがよいだろう。(そのサイトの全訳には自分で訳した場合そんな間違いはしないだろうという独特の間違いが何箇所かある。)

英語力を上げたい人向け

最速コース

  • まずジーニアス高校英語を買って通読後、例文を暗記しよう。quizletで暗記できる。文法はこれでOK。例文暗記やだという人は次のDUOだけでもやって。暗記が一番近道だよ。
  • 次にDUO3.0を買って例文を全部暗記しよう。quizletで暗記できる。単語熟語もこれでOK。
  • あとは好きな長文をたくさん読めばいいです。慶應通信のテキストならまず英語VIIが最適。

全般的なこと

  • 全く読めない人は英文法がガタガタなのでまず英文法を鍛える必要があります。次に英単語や熟語を入れると、かなり読めるようになります。難しい構造の文は英文解釈の参考書で一刀両断しましょう。以上で基礎が完成します。あとはなんでも読めるよ!

英文法

  • ジーニアス総合英語は例文が完璧で圧倒的におすすめです。Evergreenでもいいです。いずれも分厚いですが、がんばって通読しましょう。見た目ほど量は多くないです。
  • 定着にはVintageなどの大学受験参考書で演習するか、例文を暗記しましょう。ジーニアス総合英語ならquizletで暗記できる。

英単語

英文解釈

  • 文法も単語もある程度わかる!でも英語VIIの文って一文が超長いんですけど意味不明!という人は英文解釈の技術100の100問を繰り返し読んで、分からないところは解説を読んで完璧にしましょう。これで理論上は、単語さえ分かればほぼすべての英文が読めるようになります。

多読

  • 慶應通信のテキストを踏み台にして、いろんな文章を読みましょう。洋書を読むのもいいです。kindleでやっすい洋書が山ほどあります(参考)。kindleは分からない単語にハイライトを付けて後でまとめて覚えられるからとても便利です。

リスニング

  • 慶應通信には英語II以外リスニングないけど、リスニング力も高めたい欲張りな人は、音読パッケージをやってみましょう。教材は上記のDUO、速読英単語、速読英熟語のCDが最も効果があるでしょう。速読英熟語が一番ちょうどいいです。ついでにスピーキングもできるようになるよ!英語上達完全マップに全部書いてあるのでここ参照してね!

英語関連資格

基本的に趣味の世界です

TOEIC

TOEICはいろいろ批判もありますが、一定レベルまでは英語力の指標になります。慶應通信でも受けている人が何人かいて、990点満点の人も見たことがあります。対策すれば比較的点数は上がりやすいですが、TOEICの特殊性(物量、スピード勝負)からすると、長期間TOEICに頭を最適化するのはおすすめしません。アカデミックでもないので、慶應通信のテキスト科目との親和性はほぼありません。

対策

オードソックスな英語力アップ方法がよいでしょう。

  • (最重要)単語を覚える。英語は単語で半分ぐらいなんとかなる。対偶も真で、半分ぐらいどうにもならないのは単語を覚えていないから。「金のフレーズ」が鉄板だが、最近出た「金のセンテンス」の方が音声も使えて効率的。(これを書いた人のような)Z会信仰者はGLOBAL900を使うのもよい。初級者はまずDUO3.0やZ会STANDARD1800を使って基本単語を覚えておくこと。複数併用して穴をなくすのもよい。
  • (重要)文法を固める。ジーニアス総合英語など大学受験参考書を読んで、Vintageなどの大学受験文法書を1冊終わらせてしまう。part5対策になるとともに、全般的な英語力向上の基礎になる。part5には語法も結構出るので取りこぼしがちだから、ここで拾っておこう。
  • (重要)公式問題集がすべての基本。基礎力が付いたら、まずはこれを極める。リスニングもリーディングも全文覚えてしまうぐらいでいい。1冊極めるまで1か月以上かかるはずなので、まずはあれこれ手を出さず、1冊をやり通そう。
  • リスニング対策は英語ニュースや洋ドラマを薦める人が多い。確かに効果はあるが、基本的に趣味の世界で、意味の分からない時点で手を出しても耳から耳に抜けるだけでムダ。音読・シャドウイングを基本にしたほうが効果が高い(自分で実証済み)。なので公式問題集の音声を音読・シャドウイングするのが最もよい。公式問題集5以降はリーディングの音声が収録されたので、非常に使える。
  • リーディングは超高速で読む必要があるので、スピードに重点を置いた多読が有効となる。英字新聞が分量的にちょうどよい。The Mainichiが日本のニュースかつ1記事が短く入門にお勧め。Japan Todayもよい。ある程度読めるようになったら、BBC Newsあたりが無料だし手頃と思われる。1日10記事読むと相当リーディングの速度が速くなる。ただし初級者はまず精読をしなければ多読も不可能なので、公式問題集を単語や文構造を完璧にとって精読することから始めよう。
    • 筆者は、英文記事大量読みで相当の効果が出た。実践前はリーディングに85分かかったが、1000記事読むと70分に、1700記事読むと64分で解けた。
  • 試験前は、大量の問題を解きまくる。繰り返しになるが、公式問題集が基本。何度も解くのがよい。「至高の模試600問」(Kindle Unlimitedで読める!)「新精選模試100*5」「でる模試700問」「新メガ模試1200問」「YBM超実戦模試1000問」など様々な問題集が市販されている。模試が全然わからないなら実力不足。前に戻ろう。

各パート別攻略

  • part1は短文を聞き取り写真に対応する文を選ぶ。簡単。part2対策で十分。
  • part2は短文を聞き取り正しい応答を選択する問題で、かなりの集中力が必要。やや紛らわしい選択肢があることもあるが、全文正しく聞ければ必ず正解できる。リスニングの入門はここから。短文なのでシャドウイングすればすぐ覚えられる。200問くらい覚えれば満点近く安定して取れる(自分で実証済み)。
  • part3は2-3人の会話を聞いて、設問に答える。part4は1人だけが話すのを聞いて、設問に答える。合わせて69問あり、リスニングの大ボス。対策方法はとにかく大量の問題を解いてパターンを覚えるのが近道と思われる。シャドウイングを10回以上やって(熟達者は20回も30回もやるらしい)すべて自分のものにしていけば、相当点数が上がる。高得点を狙うには攻略法はなく、漏れなく正確に聴き取るしか方法はない。海外ドラマやニュースなどで地力を上げるしかない。
  • part5は文法・語法問題。リーディングの得点を上げるために潰すのはまずここ。対策は「文法問題 でる1000問」を使うのが鉄板とされている。基礎力がついた人がこれを2-3周すれば満点近くで安定する(自分で実証済み)。ただし「でる1000」に全然歯が立たない人は大学受験用文法問題集からはじめること。特に語法は「でる1000」でも足りない。満点を阻むのはこいつ。
  • part6は文法+穴埋め。part5の延長にすぎず、part5対策+模試で十分。
  • part7は最後の難関で、超高速での長文読解。55分で54問を解かねばならない。特にラストの大問2問は3文章を縦断するトリプルパッセージで、時間を食われ非常にきつい。「究極のゼミ part7」などでパターンを知っておくこと。ある程度まではテクニックが有効だが、高得点を狙うには攻略法は存在せず、正しく読むしかない。速度を上げるには、英字新聞を読みまくるなどして地力を上げる以外に方法はない。速度がある程度上がったら、試験時間に合わせて速度を落とし、精度を上げる。

英検

アカデミックな文章を読み書きするので、慶應通信とある程度親和性があります。

1級

英検でも別格の最上級ですが、中3とか高1でとる人も多数います。最年少は9歳。世の中は広い。管理人が2023年1月を目標に受験予定です。今考えている戦略は次の通りです。

  • 基本:文単準1級・1級を読解→オーバーラッピング→音読→シャドウイングの「音読パッケージ」で消化し、全能力を鍛える。
  • 単語:日課にしているankiを併用しつつ、文単1級をベースにしてパス単1級で細かい穴を塞ぐ。
  • リーディング:メインは文単準1級・1級。サブで、英字新聞や洋書を大量に読む。社説を使ってライティング・スピーキングの素材にもする。
  • リスニング:メインは文単準1級・1級。サブで、海外ドラマを1話ずつ暗記するくらい聞いてシャドウイングもする。
  • ライティング:苦手。文単1級を覚えるくらい読んでテーマを把握する。過去問でパターンを覚え、モデル文章を作って暗記する。スピーキングの素材にもする。
  • スピーキング:超苦手かつ最難関。瞬間英作文で基礎体力を作ってから、自分の勤める塾で英会話を習い、何か科学系の洋書を1-2冊穴の空くほど読んで考え方を叩き込んでから、50程度想定スピーチを作って全文暗記する。

準1級

大学生向けの試験で、語彙も内容も難しく難易度は2級と段違い。英語強者の高校生が挑むこともある。合格すれば大学受験なんか楽勝に突破できる。リーディングは問題文も質問文も長いが内容が取れていれば素直に解ける問題なので、読めるかどうかだけが問われている。

2級

高校修了程度。高校生が目標とするちょうどよい水準です。大体みんな単語ができません。単語を覚えましょう。

準2級

大学入試の受験資格になることが多いです。進学校の高1終了程度の学力で受かります。

3級

中学修了程度。

4級

中学2年程度。このあたりまで、最近の小学生は目指す子が結構います。5級と比べるとだいぶ単語のレベルが変わってくるので、たくさん英語に触れましょう。

5級

中学1年程度。

7回読み

  • まずこちらをお読みください https://careersupli.jp/lifehack/study/
  • 東大法学部首席卒業の山口真由さんが開発した勉強法。単純に7回読むのではなく、最初は超高速、徐々にスピードを下げながら7回読むという勉強法。
  • 7回読む手順は次の通り。
       1. 見出しをサッと読んでいきテキストの全体像をつかむ。
       2. より細かく流し読みする。この段階で、より詳しい全体の構成が頭に入ってくる。
       3. テキストの構成をより詳細に把握する。
       4. 文中のキーワードに着目して読んでいく。ただし、じっくり理解しなくてよい。
       5. キーワード間の説明文を意識して読んでいくことで段落ごとの意味を把握していく。
       6. キーワードの意味について理解できるようになっている。キーワードや文の意味の答え合わせの様な感覚で読み進める。
       7. 7回目でしっかりと意味を理解し、頭に定着させる。
  • 全体の把握から細部に向けてテキストを理解するというコンセプトで、非常に効率が高く、短時間で効果が出る。
  • 欠点はアウトプットの練習ができないこと。慶應通信の勉強は科目試験?突破が目標なので、必ずアウトプットを組み合わせる必要がある。

わんこら式勉強法

  • 考案者のサイト。まずはこれを読んでください。必読
  • 基本的なやり方(最初のページから抜粋)
    • 1、定義、定理、解き方を覚える
    • 2、無理やりページを進める
    • 3、解き方をノートに写す
    • 4、高速で繰り返す
    • 5、適当にやれば次へ!
    • 6、出来ることをやる
    • ○、覚醒モードに入る
  • 根本的な思想を煮詰めると「できることを何回でも繰り返す」「やってて楽しいことをやる」ということ。よく勉強法で言われる「できないことを潰す」とは正反対の考え方である。できないことだけを潰していくのは苦しくつらいから積極的にはやらない。できないことは、できることを繰り返しているうちに自然とできるようになっている、という立場をとっている。
    • やってて苦しいことは頭の回転率が10%になってしまう。やってて楽しければ頭の回転率が100%になる。考案者は100%になることを覚醒モード?と呼んでいる。頭の回転率のことはわんこら率?と呼んでいる。いいですよね。
    • わんこら率?を上げれば勉強の効率が爆上がりする。わんこら率?が低くなることはやらない。
    • 考案者のサイトからはここから派生して「自分をアホだと思って勉強しろ」「考えるな、感じるんだ(とは書いてないけど、そういうことだと思う)」「理解なんてものは存在しない。理解は暗記、暗記は理解」という思想も見える。いずれも納得できるものである。
  • 数学はスポーツと同じということが分かる。基礎練習(典型問題の写経)を繰り返して積めば、問題を見た瞬間に答えが分かるようになる。実戦、つまり難しい問題をうんうん考えるのは辛くて鼻血ブーになるだけで無駄。できることを、勝手に手が動くようになるくらい練習すればいい、ということ。
  • 考案した本人も気づいていないだろうけれど、インプット(反復による基本の叩き込み)とアウトプット(書く)、Active Recall?(答えを思い出すプロセス)にSpaced Repetition?(狭い範囲で繰り返し→最後にまとめて繰り返す、という順序でやれば完璧)すべてが統合されている優秀な勉強法。
  • わんこら式は手段ではなく思想なので、好きなやり方でやっていい。回数なんて何回でもいい。別にノートに写す必要はない。音読でも黙読(筆者は時間がないので、黙読で実験しています)でもいい。覚醒モード?に入ることが重要。どうせ写すんだから難易度も適当でいい(とはいえ、覚醒できるかどうかを考えると、簡単なものから徐々に上げていくべき)。
  • 応用範囲が広い。数学?以外にも幅広く使える。いずれも基本は覚えたい教材を「覚醒するまで超高速で繰り返す」だけ。手段は問わない。写経でも速読でも音読でもいい。数学、物理、化学(理論、有機)のように図や数式が理解の本質である教科は、写経の方がいいかもしれない。眠くならない方法が一番良い。
    • 手を使わない方法を高速読み反復法?としました。
  • 筆者がこの方法を推す理由は、実際に効果が出ているから。民法総論?債権総論?科目試験?対策で模範解答?暗記法を使い、自分の模範解答を10回以上繰り返し読んで暗記したら、答案作成中は60分間手が勝手に動いていたし、成績もSだった。たまたまだけど、わんこら式と同じ方法を実践していた。
  • 覚醒モード?は Mihaly Csikszentmihalyi の言う Flow に近い。Flowについてはこちら↓
  • 実践例
    • チャート?を読んで理解する。1回で理解できるわけないから何度も回す。
      • 筆者は未履修だった数A平面図形31問で実践しました。初回は50分かかりましたが、2回目は20分、3回目は13分で回転しました。次の日、4回目は15分、5回目は10分。ほとんど覚えてしまったのでここで終わりました。
      • やはり未履修の数B確率分布でも実験、初回40分、2回目22分、3回目13分、4回目13分、5回目12分で回せました。これもやり方を覚えてしまいました。
    • 同じように黄・青・赤チャート?を回す。何回目でもちょっと考えて無理ならいきなり答えを見て回す。章末問題も総合問題も隅々まで。マスターすればどんな難問題も怖くなくなるかも?いきなり全範囲を回そうとすると人生に絶望するので、1時間くらいでできる範囲をやってから回す。
      • 青チャート数Ⅲの高速通読で実験中です。1周目は7時間15分かかりました。
      • 2周目は5時間40分でした。1/4くらいは秒速で解放が思いつくようになりましたが、回転ペースが遅いのでこんなもんですかね。
      • 3周目は4時間20分でした。どんどん速くなります。反復こそ力だと確信しました。
      • 4周目は3時間55分。解答を読むのも速くなってきました。
    • 基礎に不安がある人は、数学?の教科書を写経しながら理解する。覚醒できるまで何度も回す。基礎の穴がなくなり、計算が劇的に早くなる。成績もうなぎ上り。
      • これは妄想です。生徒さんに勧めてみようと思っています。結果が出たら追記します。
    • 大学入試?には全教科応用可能です。地歴公民はもちろん理科でも使えるし、国語の古文漢文も単語集やまとまった文章を回せばマスターできます。国語?の現代文だけ一見無理そうですが、なんでもいいから気に入った本を覚醒するまで高速回転する、これを何冊も繰り返せばいいでしょう。そもそも、他の教科を回しているうちに嫌でも日本語能力が付くかも。
    • もちろん大学の勉強にも応用可能です。
    • 刑法?の教科書を超高速で読む。1回で理解できなくていいから2回目以降も何回でも超高速で読む。気が付いたら超高速で理解できるようになっている。しかも試験も完璧。
      • 実際やってみました。高速で読むことの利点、欠点ともにわかりました。高速読み反復法?に書きました。
    • 慶應通信の科目試験対策として、模範解答?作成法と併用する。模範解答をわんこら式で書き写して暗記する。本番は手が勝手に動くはず!
      • これも実践してみます。
    • 英語?のほどよい量、ほどよい難易度の文章を何回も回す。そのうち覚醒モード?に入って超高速で読めるようになる。これはすごい体験だ!と感動し様々な参考書を覚醒モードに入るまで何回も回しているうちに、気が付いたら英語の達人になっている。
      • これも妄想です。実際やってみて追記します。
      • 実は多読?と根本的な思想は変わりませんが、多読は適切な(易しめの)難易度のものを選ばないと覚醒できません。わんこら式なら少々難しくても回しているうちに覚醒できるはず、という点で多読?よりも有利です。
      • 高速読み反復法?でもやっています

高速読み反復法

  • わんこら式勉強法?から派生した勉強法。手を動かさないわんこら式。
  • 超高速で読むのをひたすら何度も繰り返すだけ。超高速にもかかわらず理解度が100%になったら終了。
  • はじめは意味が分からないが、いずれは意味が分かるはず、繰り返しているうちに覚えている、という信念のもと行う。
  • 7回読み?とほぼ同じ思想だが、7回に限定しない点、速度を落とさない点が異なる。
  • 特に暗記物、ストーリーがある科目に有効と思われる
  • 大学受験なら次の教科で使える
    • 社会全部
    • 日本史世界史地理現社倫理政経
    • 日本史・世界史の論述対策はわんこら式勉強法?と併用すれば完璧のはず。たくさんの問題を模範解答を写して覚えればよい。
    • 理科半分くらい
      • 生物、化学の一部(無機・有機)、地学
    • 英語
      • 全般的に使える。精読速読両方に使えるし英単語暗記にも使える
    • 古文漢文
      • 主に長文を回すのによい。単語・句形暗記にも使える
    • (現代文)
    • - 新書など読みやすい本を回して読解力とスピードを上げる。ついでに教養が付く
    • (数学)
      • チャート式など解答がしっかりしているものなら通読してもいいかも?
    • 大学でも法学哲学文学経済学政治学なんでもいける。
  • 利点
    • 1回あたりにかける時間が少なく、反復が容易である。
      • 7回読み?は後半になるほど時間がかかり、頭もあまり使わなくなって効率が落ちる(=わんこら率?が下がる)ので、これを回避できる。
    • 単位時間当たりの情報量が非常に多いため覚醒モード?を強制的に惹起できる。
    • 速度をうまく調整すれば細部を読みつつ構造を繰り返し叩き込むこともできる。
      • 分かりにくい部分だけスピードを落とすなどすればいい。
  • 欠点
    • 手を動かさないのでアウトプットがない。他の方法と併用すべき。派生元なので当然だけどわんこら式勉強法?とは相性がいい。覚えたものを繰り返し(解答も見つつ)アウトプットすれば完璧だろう。要約学習法?を併用するのもよいだろう。
    • とくに初回は情報量に圧倒され、疲れる。
    • スピードの調節は慣れないと難しい。
      • **まだ結果が出ていない**。出なかったら困る。
  • 実践例
    • 山口厚「刑法」(通称:青本)を高速読み反復法で回す
      • 山口刑法?高速読み反復法?を繰り返して8回になりました。
      • 最初の4回くらいで全体像が頭に入ります。次はだんだんと、細かいところのどこが分からないかが分かってきます。ただ、スピードがとても速いのでなかなか細かいところが分からない。今一番つらい時期なのではないかと思います。ここまで10時間かかっていません。
      • 山口刑法?高速読み反復法?を10周しました。
      • 12時間程度かかりましたが、刑法全体がおおむね構造化できたように思います。超速読では細部がなかなか読めないのが欠点ですが、短時間で全体の構造を叩き込むのには最適です。入門本がなくてもできるのも利点ですね。
    • "刑法総論?のテキストをざっと2回読みました。山口刑法?によって全体像が把握できていたので、1回1時間半くらいでかなり理解しながら読むことができます。あるていど回したら、Roamにまとめを作成して頭を整理しようと思います。高速読み反復法?要約学習法?のコンボの効果を試します。
    • ゆっくり読めば理解できる英文をあえて高速で回す。速読力向上と反復による記憶が目的。
      • 筆者は、読んで覚える英単語実践編(生徒さんが使ってるから。1文章が短い)→基礎英文問題精講(生徒さんが使ってたから。1文章が短い)→標準英文問題精講(1文章は短いが、文学的な洒落た文章ばっかりで、大学受験には超オーバーワークなラスボス)で試してみる予定です。
      • 「読んで覚える英単語実践編」を1冊30分で速読して10周しました。最初は理解度30%くらいでしたが6回で60%くらい。7-8回目で突然理解が進み90%、10回でほぼ100%程度になりました。最低7回読まないと効果が出ない点で7回読み?には理由があるのだと感じましたが、10回読むとなおいいですね。

要約学習法

  • テキストを読みながら、ノートなどに要点をまとめていく方法。RoamResearch?を活用するとキーワードの関連付けが自動的になされるため便利だが、有料になったためあきらめた。今後はブログや当wikiに要約を書き溜めていく予定です。
  • テキスト科目?にも有効だが、実はスクーリング?特にEスク?との親和性が最も高い。授業を聴きながら自分の言葉でノートを作成していくことで(板書きを移すだけではダメ)、後で読み返せるし記憶も定着する。E-統計学?も参照。
  • 別に慶應通信の勉強に限らず、記憶定着のためには何を素材にしてもよい。汎用性が高いことも利点。